ヤン・ティルセン

絵のない映画のよう…

ロドリーグなんだもの、これいっとかないとね(笑)。しかし、単に「いっとかない と」的に選んだわけではない。このサントラにはかなり惚れ込んだ。強烈なインパク ト。楽器のラインナップも、ピアニカやらトイ・ピアノやらアコーディオンやらマン ドリンやら。何とも怪しげな、しかし決してフクザツでない不思議なメロディーライ ンがループする。リズムは3拍子が多い。それもちょいテンポの速いやつ。しかしそ の中にきっちりとやるせなさや滑稽さを映し出している作曲者ヤン・ティルセンって すごい。 映画を観ると「ナルホドナルホド!」とますます納得してしまう。 フランスのブルターニュの生まれ、と聞いて、ああー、この妙な物悲しさと躍動感は ケルトの血をひいているからなのか、などと勝手な想像をしてまた勝手に納得。 とにもかくにも、映画を観たか否かにかかわらず、曲だけでしっかりと何らかの映像 を聴く人に与えてしまう、いい意味で強引な作品群なのである。 これを聴きながら、電車や車に乗ってみると、窓の外の景色が映画のワンシーンに思 えてくる、なんてこともあるかもしれない。 公園でブランコをゆらしている子供や、商店街を歩く人に、マカフシギなストーリー を与えたくなるかもしれない。 そう、そのくらい強引に、人の想像力を刺激するアルバム…だとワタシはニヤニヤし ながら思っているのだ。

ヤン・ティルセン [オリジナル・サウンドトラック AMELIE]

初めての場所
悲しみの日々
アメリのワルツ
ある午後のかぞえ詩
溺れる少女
もう一つのワルツ 「ギルティ」〜メトロからのメロディー
プラットホームで
カフェ・ドゥ・ムーラン
そんなに楽じゃない
オーケストラによる、アメリのワルツ
遊園地のワルツ
口喧嘩
「シ・テュ・ネテ・パ・ラ」〜あなたがいなければ
祭りの夜
やっと見つけた
運命の糸に導かれ
祝いの宴
ピアノによる、アメリのワルツ
エンディング〜おばけのワルツ

アメリ
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